メジャーリーグのスタジアムは日本の球場と比べて特徴的なスタジアムが多くあります。全体的な傾向としてメジャーリーグのスタジアムは日本の球場よりも内野のスタンドが低い位置にあってグラウンドと同じ高さでより近い位置で観戦できる作りになっています。また内野席やホームベースの後ろにネットが設置されていない事が多く、臨場感のある試合を楽しむ事ができます。
球場によっては大きさが左右でまったく違う左右非対称の球場もあって片側のフェンスだけ高くなっているなどの特徴がある球場もあるのです。左右非対称で有名な球場だとボストンレッドソックスのホーム球場のフェンウェイパークなどがあります。フェンウェイパークでは右翼側と比べて左翼側が狭い為にフェンスが同じ高さだと打球方向によって本塁打が出る確率が大きく違ってしまいます。
そのため左翼側のフェンスが右翼側のフェンスと比べて極端に高くなっています。この右翼側のフェンスはグリーンモンスターと呼ばれてフェンウェイパークの名物としてメジャーリーグファンに親しまれています。フェンウェイパーク以外にも特徴的な作りの球場は多いので、変わった球場の作りもメジャーリーグの魅力の一つです。