世界最高峰の野球

豪快 メジャーリーグの魅力

豪快

メジャーリーグは世界最高峰の野球リーグであり高い技術を垣間見ることができますが、それでいて力と力の勝負の豪快さを堪能することができるのが魅力です。決して何も考えずに勝負をしているというわけではなく、緻密な戦略を練らないというわけでもありませんが、野球というスポーツを打つスポーツだと考えていることから打者は積極的に打ちに来ます。

ベテラン

また、ストライクゾーンも日本よりも広い傾向にあり、どんどんストライクを取ってくれるので投手もストライク先行の攻めのピッチングを行いボール球で様子を見ると言った日本のようなやり方はあまりしません。外国人のガタイの良さを活かした力のバッティング、ピッチングというのは壮観なものであり本能を刺激する戦いを観戦することができるのがメジャーリーグの魅力だといえるでしょう。

それでいながら常に勝つための戦略を忘れずに練り、従来のやり方にとらわれず時代に合わせてその時最適な方法を選択する柔軟性を持っているのも、メジャーリーグの良さとなっています。投手が速い球を投げ打者が力いっぱいそれを打ち返すと言った野球の原点の姿を見られるというのは、今の日本の野球にはないメジャーリーグならではの見どころです。

【ブックメーカー】メジャーリーグ

オールスター メジャーリーグの魅力

オールスター

メジャーリーグではオールスターゲームが毎年行われます。日本のように複数の試合を行わず、1試合だけ行うため、特別な空間となります。日本人でもオールスターゲームの先発に選ばれる人もいれば、MVPに輝いた人もいるなど、日本人にとっても特別な場所となっています。まだホームラン競争に出場した日本人というのは出ていないため、ここに出てくるようになれば、日本人の期待感もまた取り戻されることとなりそうです。

バッター

オールスターの魅力としては引き分けがないことが挙げられます。引き分けがないということは、決着がつくまで続くことになるため、投手をいかに温存しながら、うまく投げさせるか、野手を出させるかということになっていきます。以前引き分けになったときはかなりの批判があったため、勝利したリーグはワールドシリーズの開幕権を与えるというアドバンテージを付与するなど、メジャーリーグならではのルールもついており、以前の日本でもこうしたことは行われていました。

多くの選手が一堂に会し、その年に大活躍をしている選手による対決であるため、日本に比べて規模も内容も大変濃厚であり、1度でも出場することを夢見る選手、そして何年も続けて出ることを楽しみにする選手も多くいます。

チームメイト

日本野球界の送りバント減少、申告敬遠はメジャーリーグ化の始まりか?

野球ボール

これまで日本野球界では当たり前に行われていた「送りバント」と「敬遠」。最近、見る機会が少ないと思いませんか?

「送りバント」に関しては、2015年に優勝した東京ヤクルトスワローズが「送りバント」なしの機動力野球で優勝したことから、送りバントをしないことに注目を集めましたが、DeNAベイスターズや今年優勝をした埼玉西武ライオンズも、送りバントが少ないことで話題になっています。

送りバントが少なくなっている背景には、バントでチャンスを潰すよりも、ヒットを打って点数を取る方が効率的に試合が進められるという考え方があるからです。

高校野球ではプロ野球よりも早く「送りバント」をしない傾向にあります。近年、春、夏の甲子園でホームランが多いのも、こうした背景があるでしょう。

バッティング

送りバントと同様に「敬遠」が減っているのは、申告敬遠の影響かもしれません。2017年にアメリカのメジャーリーグで取り入れられたことがきっかけで、2018年から日本でも採用されています。監督が審判に申告するだけなので、不用意な暴投を出さずに済みますし、その分試合時間が短縮できるというメリットもあります。

確かにピッチャーは投げる球が少なくなる分、肩への負担が少なくなるかもしれませんが、1999年に阪神タイガースの新庄剛志選手が敬遠されているとわかっていながらバットを振り、サヨナラヒットを打つといったドラマは生まれなくなります。

送りバントにしても、敬遠にしても、メジャーリーグのようなスピーディな試合運びを優先すれば不要かもしれませんが、日本風の野球が見られなくなるのは、面白みが感じられないと思う人もいるはずです。